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2018年6月18日 (月)

書評「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学」

先日視た「紳竜の研究」における紳助の講義パートが良かったから「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」(島田紳助著)を読了。飲食店ビジネスの本かと思ったらそうではなくて紳助の生き様や哲学が込められた情熱的な良書だった。紳竜の研究と合わせて読むのがお勧め。
 
東京03事件とか否定的な意見があるのは十分承知の上で、この人はすごく頭が切れてそしてすごく情熱のある人なんだと思う。そして建前ではなく本音でしゃべって、その内容に共感を持てる。この本にもあるようにいい子を幸せにするためにビジネスをやるってのは、なかなかできないことである。
 
紳助が説くのは「教科書作り」の大切さ。竜介と組む前に売れる漫才を徹底的に研究して漫才の教科書を作ったという。そしてデビュー前に漫才の練習をするのではなく相方の竜介に教科書の内容を理解させるのにほとんどの時間を割く。その場のノリでしゃべっているように見えて計算づくなのに驚かされる。
 
そしてそれは漫才作りだけではなくビジネス一般に普遍的なものだと思う。紳助も本で書いているが、漫才で売れた自分のメソッドを他の分野でも活かせる自信があるからビジネスをやっており、2度の成功で自分が正しいことを再確認したという。
 
何事においても努力する前にこのような教科書を作るのが大事で、それをできる人が世の中で成功しているのだと思う。マネー教育や社会の法律では古くは「ナニワ金融道」最近だと「カバチタレ」あたりが世の中の仕組みを教えてくれる。
 
受験や資格試験でも「受験は要領(和田秀樹著)」「ドラゴン桜」あたりが教科書みたいなもので、これらの本で試験の仕組みや必勝法を捉えてから勉強し始めるのが最短距離かと。話がそれたが紳助の講義や本はこのような教科書作りの大切さを説いていて、それはあらゆる分野で成功への近道だと思った。
 
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