« スピリチュアルについて | トップページ | MPDP理論 »

2018年6月 5日 (火)

書評「広く弱くつながって生きる(佐々木俊尚著)」

つい最近Twitterを始めたきっかけの一つが、佐々木俊尚さんの「広く弱くつながって生きる」今の時世にすごくマッチしており、人との付き合い方やSNSの流儀等、就労世代は老若男女問わず一度は読むべき本だと思う。
 
昔新聞社に勤めていたころは、強いつながりが仕事を生んでいたようで、昭和や平成前半はそんな時代だったのは確かだと思う。しかし、今は職場や家族といった強いつながりが崩れつつあり、弱いつながりをどう育てていくかが大事になってくるとのこと。
 
そのときに大事なのは、「いい人」でいること、すなわち年下に対しても謙虚であることが大事で、そうでなければ世代を超えたともだちを作るのは難しいってのはホントそうだと思う。相手に嫌がられる行為の一つが「自分語り」で、相手から聞かれない限り自分のことは語らないのが肝要なようで、自分のことを分かってもらうのは、それこそSNSが向いているのかと思う。
 
以前に紹介した佐渡島さんの本では、自己紹介はDOではなくBEを語るのが大事なようで、SNSで自分を知ってもらい、オフラインで対面したときは自分語りしないのがスマートな人付き合いの方法かと思った。
 
あと大事なのは、SNSでは過激な発言・批判的な発言はしないことが重要で、私もTwitterを始めてからこれは絶対に守るべき一線かと思う。佐々木さんもこれをしっかり守っているからこそ、佐々木さんのTwitterからは品の良い心地よさを感じることができるのだと思う。
 
他に参考になったのは、現役世代も「終活」ならぬ「老活」を意識して行動すべきだということ。定年後の余命時間が昔に比べて長くなった今日、早ければ40代くらいから老後のことを心の片隅に置くってのは確かにこれからの現代人には大切になってきそう。
 
そのときに大切なのは、「マルチな仕事」ができることだそうで、一件あたりの仕事の収入が少なくてもそれを束にするのが弱いつながりを維持するコツとのこと。佐々木さんは昔は自分の仕事の価値を高めるために単価の低い仕事をしなかったり仕事を選んだりしていたが、今はともだちから頼まれれば採算度外視で手弁当でも対談とかに馳せ参じるようだ。
 
最近は「個人のブランディング」とかでいかに仕事を選ぶかが大事だと言われているが、これからの弱いつながりが大事になってくる世の中ではフットワーク軽く興味のあることに顔をどんどん突っ込んでいくのが大切だと思った。
 
↓弁理士ブログランキングに参加しています。よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 士業ブログ 弁理士へ

« スピリチュアルについて | トップページ | MPDP理論 »

書評」カテゴリの記事